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「脱ひきこもり」の道に同行するパートナーの対談


「脱ひきこもり」の道に同行するパートナー講師の対談

第1回対談 MILESTONEのはじまり

第2回対談 MILESTONEは民間支援の新たなカタチ

第3回対談 どのタイミングで専門機関にお願いした方がいい?

第4回対談 「学校復帰」と「いのち」について

第5回対談 他団体と比較したMILESTONE

第6回対談 年度末の留年・転校の選択

パートナー対談⑥「年度末の留年・転校の選択」

留年・転校の選択に迫られる時に大事なこと

小路永)松隈さん、新年明けましておめでとうございます。

松隈)明けましておめでとうございます。

小路永)また新しい年が始まるわけですが、3月・4月の進級や進路の決断があるため、特に中学生・高校生の不登校の親御様からのお問い合わせが多い状況です。

松隈)そうですね。特にこの時期、不登校のお子様でしたら取得単位・通学日数が足りず、「留年か転校か」選択をしなければならないというケースが多いです。

小路永)ただ不登校の生徒本人にはあまり焦りがなく、親御様が「留年か転校か」心配されて、焦っている方がほとんどです。

松隈)では今回は「留年か転校かを決める上で何が重要か」について話していきましょう。

「願望」ではなく「情報」を与える

小路永)不登校が長引き、「留年か転校か」のお話になった時、多くの場合、お子様から積極的な意見ってなかなかないですよね。

松隈)そうですね。よくあるお話は、親御様が「どうするのよ!」と本人に問いただしても、返答しなかったり、布団から出てこなかったり、考えるのを拒否している心理状態のケースが多いようです。

小路永)「親の心子知らず」とはまさにこの状況だと思います。

松隈)確かに・・・。しかし、時間は刻一刻と過ぎていく・・・。学校の先生も年度の変わり目の忙しい時期で、現実的にあまり時間も掛けられませんしね。親御様にとっても、答えのない問題に対して孤軍奮闘している状況かと思います。

小路永)でも、ここで重要なのは親御様のご対応ですよね。ここで親御様まで不安で焦ってしまっては元も子もない気がします。

松隈)川で溺れている子どもを助けるために、川に飛び込み、一緒に溺れてしまっては本末転倒です。このように不登校が長引き、留年・転校の状況で親御様がご不安と焦りを感じるのは当然だと思いますが、ご自身が不安の中、お子様とお話されても、逆にマイナスの感情が煽られるだけになる場合があります。

小路永)そうですよね。ですから私達は「親だから心配するのではなく、親だからこそ信頼してあげてください」といつも伝えています。

松隈)やっぱり健全な形でお子様が次のステップに腰を上げて進み出す時、親御様の肚が据わっているケースが多いですよね。勿論、プログラム開始時からそうだった訳ではなく、私達からも色んなお話をしていく中、「どうなってもこの子は大丈夫だから」と思われるようになっていきますよね。もしくは「もう子どもに『こうなって欲しい』というのは諦めました」と。

小路永)一番大事なことは、「情報は伝えるけれど、親の願望は入れない」ということですね、特に留年か転校かとなった状況で。

松隈)はい、「あと〇日休むと留年が決まる」という情報は伝えてほしいのですが、そこに付随する感情や願望が話をややこしくしてしまいますんで。

小路永)その辺りの感覚は10代の子達は敏感に感じとりますもんね。

松隈)もし本人と留年や転校かという状況でしたら、一度でもご相談頂ければと思います。

「理想」を探すのではなく、「理想」に近づけていく

小路永)そうですね。ただお話を聴いて、気持ちをスッキリしてもらう従来のカウンセリングだと、ただスッキリしただけで方向性は何も見えませんが、私達はまさに今後どうしていくかの作戦会議ですからね。

松隈)そうですね。単に留年するか転校するかという目先の話ではなく、MILESTONEはもっと「自分の強みを活かして、人生をどう生きるか?」という大きな視点から入りますので、自ずと方向性は見えてきますよね。

小路永)進路決定などの分岐点では、もはや学校に行っていようが関係なく私達のアプローチがマッチすると思います。親御様が孤軍奮闘して、もし川に飛び込もうとされているのであれば、一度ご相談頂ければと思います。

松隈)そうですね。あとはもし留年せずに転校するとなった場合、理想の学校を探すのではなく、どのように新しく入る学校を自分の理想に近づけるかですね。

小路永)俗にいう、「置かれた場所で咲きなさい」ということですね。

松隈)そうですね。そのためにも、まずは自分自身の「強み」を深く理解して、自分の活かし方を学んでほしいなと思います。

小路永)はい、2018年も頑張って行きましょう!


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