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「脱ひきこもり」お役立ちコラム

不登校・ひきこもり対策は早めがいい?!

ネット上に溢れかえる様々な不登校・ひきこもり対策の助言

現在、お子様がひきこもっている状態ですと「ずっとこの状態が続くのではないか?」「何か手立てはないか?」等、インターネットで「不登校解決」や「ひきこもり脱出」というキーワードで検索されることがあるのではないかと思います。

 

実際にインターネット上では、ひきこもり当事者のブログから医者の意見、行政の情報から私達のホームページを含める民間の情報など、様々な意見や情報で溢れかえっており、「一体、何を信じていいのかわからない」というお気持ちが正直なところではないかとご察し致します。

 

というのも、あるサイトでは「とにかく見守り続けましょう」「何気ない対話を続けましょう」と「待ちの姿勢」が記載されており、また別のサイトでは「早く環境を変えましょう」「早期対策が必要です」と「攻めの姿勢」が助言として書かれており、ネット上には真逆のアドバイスが存在しているのです。

 

今回、そのような不登校・ひきこもり対策における真逆のアドバイスを一度、改めて考えたいと思います。(便宜上、「見守りましょう」という助言を「待ち派」、「早く第三者に介入させましょう」という助言を「攻め派」とします。)

 

お子様の「3つの心理状況」に合わせる
私達MILESTONEは「待ち派」と「攻め派」の意見に対して、「お子様の心理的状況」に合わせて考えるのが適切なのではないか?と考えています。

 

不登校・ひきこもりの背景はバラバラですので、一概には言えませんが、概ね、お子様の心理状況には「3つのステージ」があるのではないかと考えています。
(※精神疾患や発達障害が原因でひきこもったケース等、勿論、例外はございますし、ここでのお話はMILESTONEが対象としている30歳以下のお子様の場合です。)

 

1. バリケード期

2. ムズムズ期

3. どうでもいい期

 

これは1から3へと時間と共に変わっていきます。それではそれぞれのステージを見ていきましょう。

1.バリケード期

親御様とお子様の間で全く会話がない。もしくはあきらかに反抗している時期があります。この時期に無理矢理、親御様が「攻め派」の行動をとられる(例えば、勝手に「寮生活」に申し込み、第三者に介入させようとする 等)と、ますます悪化してしまうケースが多いのではないようです。この時期は、ある著名なひきこもりの専門医の先生が言われるように、「何気ない会話ができる関係になるまで対話しましょう」「場合によっては謝罪をして、会話ができる関係になるまで見守りましょう」という「待ち派」の行動が好ましいケースが多いようです。MILESTONEではこの時期のお子様に対しては、基本的に保護者支援(電話コーチング)をご案内し、親子間で健全な対話ができる関係性にすること、もしくは第三者と会えるようになることに向かい支援する方針です。 しかし、親御様のうち、お父様もしくはお母様のみとは関係性が築けている場合は話が若干異なります。その場合は、関係性を築けている親御様からの視点で、お子様が第2ステージの状況かどうか、ご確認頂きたいのです。

2.ムズムズ期

(少なくともいずれかの)親御様との関係性が悪くはない(例:進路以外の会話ができる。会話は少なくても一緒にご飯を食べている 等)、もしくは「バリケード期」ではない場合、この「ムズムズ期」にお子様は突入しているかもしれません。この「ムズムズ期」とは、少なくともお父様もしくはお母様との関係性はあるものの、ただ一日中、家でゲームをしているといったような、一見、無気力に見える状態です。

しかし、この時期のお子様と直接、お話をしていると、どうやら彼らは本当にゲームがしたいからしている時と、他にすることがないから惰性でしている時とその両方があるようです。つまり、「もっと他のことが出来るんだったら、それをやりたい」「実はこのままではいけないと心の奥底ではわかっている」という心境です。

 

この時期こそ、第三者による「攻め派」が非常に有効的に機能します。逆に、この時期に「待ち派」でいると、ただひきこもる状態が長期化する可能性だけかもしれません。「環境を変えてみる」「親ではない第三者の大人と話してみる」ことで世界観を変えることは非常に重要であり、「ひきこもりの長期化」の未然防止につながるケースが多いようです。この「ムズムズ期」で「攻め派」の助言に従っていくとひきこもり状態から脱出できる可能性が大いにあります。

3.どうでもいい期

「ムズムズ期」を「待ち派」で過ごしてしまった際、お子様は「もうどうでもいい」という無気力状態になってしまっている可能性があります。親御様との人間関係も「バリケード期」ではない場合、「とにかく見守りましょう」という「待ち派」の意見を鵜呑みにしてしまうと、ただただ不登校・ひきこもりが長期化するだけです。「とにかく見守りましょう」という「待ち派」の助言は「バリケード期」には威力を発揮しますが、「どうでもいい期」に見守るだけでは何も変わりません

もし「ムズムズ期」とも考えにくい無気力状態が続いている場合、本人が嫌でなければ、第三者の「攻め派」のお話を一度、聞いてもらう機会をつくる必要があるかもしれません。そうでないと、40代、50代もひきこもりの状態が続いてしまう可能性があるからです。

 

以上、お子様の心理状況を3つのステージに分けて、ひきこもり脱出に向けて、それぞれ「待ち派」がいいのか「攻め派」がいいのかを考えて参りました。勿論、「攻め派」にも「寮生活」など環境を変えるアプローチもあれば、苦手な社会スキルを克服するアプローチ、また私達MILESTONEの「強み」にフォーカスするアプローチ等、そのアプローチ方法は様々です。

 

その選択は、各ご家庭やお子様の価値観にあった機関にまず、お問合せされるのはいかがでしょうか?

 

勿論、例外もございますし、一概に言えることではございませんが、インターネット上の溢れかえる不登校・ひきこもり解決の助言や意見を整理するために、ご参考いただけますと幸いです。

 

その他、ご質問・ご相談等ございましたら、公式ホームページより、お問合せください。