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「脱ひきこもり」お役立ちコラム

不登校・ひきこもりの心理② 完璧主義の心理

不登校・ひきこもりのお子様をもつ親御様からお話を聴く中で、よく伺うのが「うちの子は完璧主義」というお声。「全て出来ていなかったら、やらない」という行動をよくとるというのです。このような完璧主義の不登校やひきこもりの心理とは一体どのようなものでしょうか?

 

まず、そもそも「完璧じゃないとやらない」というお子様の心理の背景に、これまでの子育ての在り方があることを前提にお話を進めさせて頂きます。全てのご家庭に当てはまるケースではありませんので、「私達には関係ない」と思われる親御様も多くいらっしゃるかと存じます。それを承知でここに記載させてもらうのは、このことを見逃してお子様のひきこもり脱出ばかりを望まれる親御様に、どうしてもお伝えしたいためです。ご了承ください。

 

不登校やひきこもりのお子様がいるご家庭と関わる中、お子様が小さい頃から過度の期待をかけすぎ、それに応えよう応えようと頑張り続けた結果、「完璧でないといけない」という心理をもつに至ったケース等、結構よくあるお話なのです。ですので「うちの子、完璧主義だから不登校になってしまった」とあたかも「この子が悪い」と結論づけられる親御様がいらっしゃいますが、実は親御様ご自身の「在り方」も深く関与しているかもしれないのです

 

「完璧じゃないとやらない」という不登校・ひきこもりの心理とは、一体どのようなものでしょうか?考えられる中で最も確率が高い心理は、「恐怖」です。「完璧でない自分の状態を他人がどのように評価するのか?」という未知のものに対する「恐怖」が完璧主義の不登校・ひきこもりの心理で最も多いと思われます。勿論例外もありますが、往々にして「『正解』や『〇』でない自分を他人はどのように評価するんだろう?『×』に見られるのは嫌だな」という心理がよく不登校・ひきこもりのお子様から見受けられます。アスリートのように「完璧な状態になりたい」という積極的なものではなく、「完璧じゃないと何が起きるか分からない」という、「恐怖」から「避ける」という行為を本能としてとっているケースが多いのです。

 

では、完璧主義の不登校・ひきこもりの心理が他人から「×」と評価されることの恐怖だとした場合、私達、大人はどのようにサポートできるのでしょうか?

 

「他人の目は関係ないから」とアドバイスをしても、全く受け入れられないケースはもう既にご経験されている親御様が多いのではないかとご察し致します。というのも、「他人の評価が気になる」という心理状態が「気になるけど、それに振り回されなくなる」までには、まだいくつもの心理的ステップがあるからです。

 

私達が不登校・ひきこもりのお子様をもつ親御様にお勧めすることは、まず、親御様ご自身の心理状態に気づくことから始めることです。お子様の完璧主義や不登校・ひきこもりの心理状況はひとまず横に置いて、自分自身が他のママ友や世間様から、「私」が「×」と評価されることに怯えていないか?に気づくことから始めていきます。もし、「他人の評価」を無意識に怯えていると気づいたら、ただ「自分は他人の評価に怯えているんだ」と客観的に認めてほしいのです。「他人の評価に怯えなくなるようになってください」と言っているのではありません。怯えてもいいので「怯えている」という「事実」を受け入れてほしいのです。この事実を受け入れだすと、『「〇」ではない私』を受け入れだす心理へと変化していきます。完璧主義の不登校・ひきこもりのお子様にご経験させたいのは、まさにこの心理的な変化なのです。

 

お子様にこの心理的な変化を経験させるためには、まずは親御様がこの心理状況になる必要があると私達は考えています。(自分が思っていないことを言われても、「あっ、この人、表面的に言っているだけだな」と思われたご経験、これまでにありませんか?)

 

不登校・ひきこもりのお子様が「恐怖に怯えている自分」に気づき、そんな自分を受け入れだすと、他人の評価は未だに気になりますが、その恐怖の度合いが軽減し、ひきこもり脱出に向けた行動をとることが出来るようになっていきます。つまり、「△」の自分が本当の自分である事実に気づき始めるのです。

 

「〇」でない自分、でも「×」ではない自分。

 

他人の評価が気になるのは、人間が社会的動物である以上、当然のことです。ですから、気にならなくなる必要はありません。気になることで怯えてしまっている自分の心理に気づくこと、その怯えている自分を受け入れることで他人の評価を気にしながらも、少しずつ行動に移せる「不完璧」な「△」の自分へと変化していきます。

 

MILESTONEは、完璧主義の不登校・ひきこもりのお子様に心理的変化をもたらすために、自分の気持ちに気づくワークを、親御様、お子様ご本人にしてもらうことで「怯えている自分」を認めるプロセスを歩んでいきます。勿論、私達も不完全な人間です。私達も「△」の自分を受け入れながら、日々生活しています。しかし、「△」の自分を受け入れ出すと、とても息がしやすいのです。「△」の自分を受け入れる道を共に歩んでいきませんか?

 

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