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体験談


体験談

私立中学で挫折した男の子が、2ヶ月後にマインドフルネスで一歩前に踏み出したケース

精神年齢が高く、クラスの子達と合わずに不登校だった中学2年の女子が将来を描き、前に踏み出したケース

私立高校から通信制に変わり、劣等感を感じていた男の子がクラスをまとめ始め、そこに意味を見出したケース

留年間際の高校2年生の男の子が、科学的な自己意志力の高め方を実践して前進したケース

E君(16歳/男性:千葉県在住)

【背 景】
私立高校に在学する高校2年生。中学2年時に不登校になり、テストだけは頑張って行ったが、行ったり行かなかったりの日々が続いていた。高校は親の強い勧めで私立高校に入学。高校1年時は仲の良い友人がいて通学していたが、昨年9月に夏休み以降、学校に行きづらくなり、再び不登校になる。本人曰く「学校に行こうとすると脚がすくむ」とのこと。高校2年生に何とか進級させてもらい、中間テストのみ受けることが出来たが、留年までもう後がないという状況。母と妹の3人暮らし。外出はしておらず、親子間での会話は良好。

 

信頼関係づくり

E君の特性や強みを理解するために、コーチは中学時代に学校で楽しかった時の話を聴く中、信頼関係を構築していく。また「一日の終わりに3つ良いことを書く」というポジティブサイコロジーのエクササイズをやってもらう。親御様にはストレングス協会が行うアプローチにご理解を頂くためにポジティブサイコロジーのお話を中心に、平穏な心が保てる科学的なエクササイズを紹介。

 

【E君本人】
毎日、お母さんから学校に行くように言われるけど、どうしても体が動かなくて毎日、学校に行けないので「俺はダメだ」とか「今日はダメな一日だ」と思っていました。お母さんはシングルマザーで忙しいので、申し訳なかったです。コーチの先生と会うようになって「こんな自分でも変わることができるかも」という期待がありました。

 

【母親】
学校に行きたいというのに、行かない。そのくせ夕方仕事から帰ってくるとゲームをやっていて、もうイライライライラしていました。これまで色んなカウンセリングに連れて行っても、不登校から何も変わらず、ホームページでストレングス協会さんのを見た時、「もしかしたらこれかも」とピンときたのでお願いしました。留年間際でしたが、どうしても今の私立に通わせたかったのでお願いしました。

 

【コーチ】
E君と初めて会った時、非常に真面目な印象をもちました。目を見て話してくれるし、こちらが話すとしっかり返事してくれるので、しっかりポジティブサイコロジーコーチングがはまれば、前に進むのは早いだろうなと思いました。それよりも最初はお母さんの願望が強すぎて参りました。(笑) 相当、言い合いましたね。お母さんの「息子には何が何でも今の学校に行ってほしい」という願望は彼が現状を打破する上で邪魔になるだけだということを。優しいんですよE君。「親をガッカリさせたくないから、学校に戻らないと」と内心思っていたので、今の学校に戻りたいかどうかは親の願望は関係ないこと「自分の人生を生きること」をわかってもらうように話をしていきました。そしてネガティブな発想になりやすいので、「一日の終わりに3つ良いことを書く」というエクササイズをやってもらいました。

 

「強み」の発見

E君に将来の理想を伺いながら、自分の「強み」を見出し、作戦を立てていく時期。親御様には、ご自身の想いとどのように向き合い、フィルターを通さずにお子様と向き合うエクササイズをやってもらう。

 

【E君本人】
「1日の終わりに3つ良いことを具体的に書いて」と言われて、書き続けました。 最初は3つも書くのが難しかったけど、先生から「テレビを観ながらご飯を食べたら、何食べたか覚えていない時ない?でも丁寧に味わったら、あっ美味しいなって感じられるよね。そういう些細なことでいいので書いて」と言われたので、そういう些細なことも具体的に書いて、振り返ってみると、実は色んなことやっていたなという気持ちになりました。これまで、学校に行かなかったら、「今日1日ダメな日」と思い込んでいたけど、実際には充実していた日もあって、ただ気づいていなかったことに気がつきました。

 

【母親】
コーチの先生が仰ることも頭ではわかりましたが、なかなか受け入れることが出来ず、私も言いたいことを全て言わせて頂きました。今振り返ってみると、腹を割って正面からお互い話すことが出来たので良かったと思っています。でもストレングス協会さんと関わりだして、息子の表情が明るくなってきていたので信じてみようという気持ちが強くなりましたが、「留年」という現実が刻一刻と迫ってくるので、内心、ずっと葛藤していました。

 

【コーチ】
E君は3つの良かったことを書き続けることで、日々の何気ないことにも気づけるようになってきました。これは非常に重要で、実は学校生活の中で、そのような些細な良いことがあるにも関わらず、気づいていなかったのでは?という考えを持つことが出来るようになったんです。今後の目標に関しても、「親をガッカリさせたくないから学校に戻る」ではなく、「自分が思っている以上に実は良いことがあるかも」ということがモチベーションになってきたようでした。そして彼の強みは「素直さ」だなとも思いましたので、話を聴くよりも、ドンドン提案して実践してもらう方が効果的だと判断し、ポジティブサイコロジーの様々なエクササイズをやってもらいました。

 

「強み」の実践

E君が自分の「強み」を実践し、ひきこもり状態から前に歩み出ていく。コーチはE君が学校復帰を実際にできるように、恐怖のコントロールや自己意志力を高める科学的な方法を紹介し、E君は強みを活かして、学校で過ごせるアクション・プランを実践する。

 

【E君本人】
先生から強み診断テストの結果を元に学校に行った時の具体的なアクションを教えてくれたので、学校に行けばなんとかなると思うようになっていましたが、いざ夏休みが終わって、朝、学校に行こうと家を出ようとする時、どうしても脚がすくんでしまっていました。その時、先生に言われたように呼吸に集中して、学校から帰ってきた時に感じる達成感を味わうイメージトレーニングをすると、自然と恐怖が消えていき、学校に行くことが出来たんです。今、2学期が始まって2週間が経ちますが、やっぱり学校に行くと友達もいるし、これまで家の中で気にしていたことは思い込みだったんだということに気がつきました。これから頑張りたいです。

 

【母親】
とにかく息子が学校に戻ってくれたことに関して安心しました。これまでの欠席があるので留年になるかどうかは、来年の3月にならないとまだわからないのですが、今回の一件で、私自身、とても考えさせられました。私自身も親としての在り方を改めて考える機会になりましたし、先生と息子のことで真剣にお話させて頂き、大変感謝しております。

 

【パートナー】
彼は学校復帰しましたが、正直、悩みました。気持ちはあるのに脚がすくんでしまう状況に、「果たしてそこまでして今の学校に戻らないといけないのか?」と思う自分、「ここで立ち上がれたら、生涯の財産になる」と思う自分が心の中で葛藤していました。でも、最後は彼が行動で示してくれましたね。結局、最後は「勇気」なんですよ。「勇気」といってもポジティブサイコロジーではこの抽象的な感情や美徳も科学的に研究する対象として、多くの実験がなされています。その実験結果を元にアドバイスをしたことを、彼は実践したんですね、最後。この経験は生涯の財産になることを確信しています。現在、フォローアップ中ですが、一回り成長しましたね。

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