お問い合わせはこちら

「脱ひきこもり」の道に同行するパートナーの対談


「脱ひきこもり」の道に同行するパートナー講師の対談

第1回対談 MILESTONEのはじまり

第2回対談 「3ヶ月で『脱ひきこもり』へと導く」とは?

第3回対談 MILESTONEは民間支援の新たなカタチ

第4回対談 どのタイミングで専門機関にお願いした方がいい?

第5回対談 「学校復帰」と「いのち」について

第6回対談 他団体と比較したMILESTONE

パートナー対談④どのタイミングで専門機関にお願いした方がいい?

タイミングは3つの心理状況によって決まる

小路永)6月は特に中高生で不登校の親御様からのお問合せが多かったですね。

松隈)ゴールデンウィーク明けから学校になかなか行けなくなり、様子を見たけど中々変わらないから問い合わせたというケースが多かったような印象がありますね。

小路永)そのような場合、5月の段階でご連絡頂いていた方がより早く対応が出来たのに・・・と正直、思ってしまうことも多々あります。

松隈)確かにそうですね。第三者にお願いするタイミング等、お悩みの親御様も多いのではないかと思います。

小路永)では、今回の対談は「どのタイミングで第三者にお願いをした方がいいか?」について話していきましょう。

松隈)僕は、経験上、お子様の心理状況には3段階あり、その心理状況に合わせて対応するのが理想的だと思っています。以前、コラムにも記載しましたが、その3段階とは「バリケード期」「ムズムズ期」「どうでもいい期」です。

小路永)「ムズムズ期」って、そんな専門用語ないですよね?(笑)

松隈)勝手に付けました、MILESTONEオリジナル用語です(笑) 名称はともかく、この3段階のうち、お子様が現在、どのような心理状況なのか?で第三者にご依頼するタイミングが決まるかと思います。
小路永)まず、「バリケード期」は親御様とお子様の間で全く会話がない状況ですよね。
あきらかに反抗していたり、時には暴力も出てしまう状況でしょうか。

松隈)はい、よくあるケースとして、小学校受験や中学受験など、これまで親御様の期待通りに全てを行っていたお子様が、パンクして逆上するケース等がこの「バリケード期」にあたりますね。このバリケード期の心理状況は、「反抗」と「怒り」そして「復讐」ですね。

小路永)この時期に無理矢理、第三者と会わせようとしたり、勝手に「寮生活」に申し込もうとすると、益々悪化してしまうかもしれません。

松隈)この時期は、ある著名なひきこもりの専門医の先生が言われるように、「場合によっては謝罪をして、会話ができる関係になるまで見守りましょう」という従来の不登校・ひきこもり支援の在り方が好ましいかもしれませんね。

小路永)そうですね。MILESTONEとしても、直接、お子様にお会いできない限り、支援することが出来ませんし、そこまでの状態になる前、もしくはちょっとでも会話が出来る状態の時にご連絡頂きたいですね。


「ひきこもり」を一括りすると適切なタイミングを逃す

松隈)そうですね。ただ小路永さん、1つだけ言わせてもらってもよかですか?

小路永)どうぞ!

松隈)確かにお子様の心理状態が「バリケード期」である場合、「対話ができるまで時間をかけてゆっくりと見守りましょう」という従来の不登校・ひきこもり支援のやり方が合うのかもしれませんが、多くのインターネットの情報やメディアの情報など、「不登校」や「ひきこもり」と聞くと、何か皆一括りに、この「バリケード期」で、その解決方法は「時間をかけてゆっくりと見守る」しかないような印象を与えているように感じるんです。

小路永)確かにそうですね。「ひきこもり」をキーワードに画像検索すると、ずっと部屋から出てこず、部屋中ゴミだらけのような画像ばかりですもんね。

松隈)でも実際、現実は「不登校・ひきこもり」と一括りに呼ばれても、誰もが「バリケード期」じゃないですよね?

小路永)はい、お問合せを頂いても、お子様とは進路以外の会話はしているとか、会話は少ないけど一緒に食卓でご飯を食べるとか、必ずしも皆が「バリケード期」ではないですよね。

松隈)そうなんですよ。それを多くのネット上の支援情報やメディアの情報は、お子様の心理状況を一括りに「バリケード期」と想定し、「対話をしてゆっくり見守りましょう」という解決策があたかも唯一の「正解」であるかのように記載されていますよね。

小路永)ですから、お子様が「バリケード期」でない親御様も「専門家」からのアドバイスだからと鵜呑みにして、見守り続けてしまうんですよね。


親子で会話はあるけど、聞いていない時が有効

松隈)はい、ただもしお子様が現在、「バリケード期」ではなく、「ムズムズ期」や「どうでもいい期」の心理状態であった場合、見守るだけではただ時間だけが過ぎて行き、ひきこもりが長期化する可能性が大いにあるんです。

小路永)「ムズムズ期」とは、親子間で進路以外の会話は出来ていたり、話は少なくても一緒にご飯を食べれる等の関係性があり、家でゴロゴロしていますが、心の奥底では「このままでは駄目だとわかっている。でもどうすればいいのかわからない」といったような心理状態で、「どうでもいい期」はその「ムズムズ期」に何も外部からの刺激がなかったために、「もうどうでもいい」と無気力になってしまっている心理状態です。

松隈)はい、この時期こそ、第三者による介入が非常に有効だと思います。この時期に見守るだけでいると、ただひきこもりが長期化するだけかもしれません。

小路永)この時期の外部からの刺激は非常に重要ですよね。親御様もお子様の将来について助言はされるようですが、関係性が近すぎて「親の言うことは頭に入ってこない」と述べるお子様が多いですし。

松隈)だからこそ、親でもない、先生でもない第三者が、彼らの世界に新しい風を吹かせることは非常に重要です。

小路永)その風が、MILESTONEの場合、「自分の『強み』に気づき、次の一歩目の作戦を立てる」という風であるため、「自分はダメだ」「どうすればいいかわからない」という「ムズムズ期」のお子様にとって、僕らのポジティブサイコロジーのアプローチは非常に相性がいいんですよね。

松隈)はい、この「ムズムズ期」にお子様をご紹介いただければ、確実に前に進むための道標を示せる自信があります。しかし、その時期にただ話を聴くだけとか、ただ見守るだけで過ごしてしまい、「どうでもいい期」に突入したお子様に対しても、往々にして、プログラム参加1ヶ月後くらいから変化が見えてきますね。最初、本人のやる気がないため、正直、「時間がかかるかも・・・」と2, 3回目の面談で内心思うようなお子様もいるんですが、4回目に突然「本当は高校に行きたいんです」とか面談中に告白される時があるんですよね。「よっしゃ!」と思いますよ。

小路永)やはり、ただ見守るだけとか、ただ話を傾聴するだけでは先に進まないこともあるんですよね実際は。

松隈)そうなんです。MILESTONEは従来のカウンセリングのように話を傾聴するだけではなく、「強み」の活かし方を教えたり、本人の「強み」を元に次の一歩目の提案をドンドンしていきます。

小路永)「脱ひきこもり」したお子様から、「あの時、新しい考え方を教えてくれたから、次の一歩が踏み出せた」と伺いますもんね。

松隈)はい。ですから、この「ムズムズ期」と「どうでもいい期」の心理状態のお子様には第三者からの刺激が非常に重要だと思いますので、是非このタイミングでご連絡頂ければと思います。


「脱ひきこもり」の道に同行するパートナー講師の対談

第1回対談 MILESTONEのはじまり

第2回対談 「3ヶ月で『脱ひきこもり』へと導く」とは?

第3回対談 MILESTONEは民間支援の新たなカタチ

第4回対談 どのタイミングで専門機関にお願いした方がいい?

第5回対談 「学校復帰」と「いのち」について

第6回対談 他団体と比較したMILESTONE