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私立高校から通信制に変わり、劣等感を感じていた男の子がクラスをまとめ始め、そこに意味を見出したケース

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H君(17歳/男性:東京都内在住)は高校受験でなんとか進学校に入学したものの学業不振で挫折して学校を辞め、ヤンチャな子から発達に課題がある子まで、様々な子達がいる通信制高校に転校した男子生徒でした。転校したものの、ずっと学校には行けておらず、「自分はこんな環境にいること自体、もう負け組だ」とひどく落ち込み、部屋の壁に多くの穴が開いている状況でした。親御様が都内の通信制高校が主催する不登校セミナーで私の講演を聞き、その後、ホームページを見られてお問合せを頂いたという経緯でした。

 

初めてH君にお会いした時は、少し恥ずかしそうな様子でしたが、彼の大好きなゲームの話や動画の話をよくよく聴いていると、彼には「絶対に一番になりたい」とついつい思ってしまう「競争性」が人一倍強いことが分かったのです。彼は以前の進学校に在学中、やみくもにクラスで最も成績の良い子と比べて「自分はダメだ」と考え続けていたのでした。つまり、「競争性」という「強み」を使い過ぎていた状態だったのです。「偏差値」というモノサシの上では、以前の進学校の方が通信制よりも高いわけですから、彼はついつい「自分は負け組だ」と考えてしまっていました。「競争性」を使い過ぎ、今の状況を受け入れられなかったのです。

 

一方、彼の過去の成功体験を聴いていると、小学生の時にクラブ活動でリーダーをした時のことを話し始めました。どうやって人をまとめていったのかを伺っていくと、彼には「調和性」という「強み」があることが分かりました。「調和性」とは「感情的なぶつかり合いは避け、合意点を見つけて前に進めたい」と自然と考え行動できる資質です。この「強み」は様々な人の意見をまとめ、共通項や合意点を見出し、前に進めていくことができる「強み」であり、点でバラバラな性格の子達が共存する環境で、実は誰よりも能力を発揮する可能性があったのです。そこで私は彼とのセッションの中で、今の学校では「競争性」ではなく、「調和性」で戦っていこうと作戦を立てていきました。というのも、人は一度に一つのことしか考えられませんから、「クラスを1つにまとめるためにはどこが合意点だろう」ということに意識が向くと、「勝ちたい・負けたくない」という意識は緩められるからです。H君自身もこの「強み」の使い方が腑に落ちたようで、それを皮切りに、彼は学校に五月雨式に通い始め、1ヶ月後にはある行事ごとの班長の役割を買って出て、見事にクラスの意見をまとめ上げたのです。

 

「進学校では皆同じような生徒が集まっていて、こんなバラバラな人達が集まる環境じゃなかった。自分の調和性をさらに磨くためには今の環境の方がいいと思うし、実際に社会に出て必要な力はこういうまとめたりする力だと思うから。」

 

これが、セッション中に彼の口から出てきた言葉です。彼は「競争性」を使わず、「調和性」を意図的に使い、学校生活を送り始めるようになりました。従来のカウンセリングでは、傾聴してお子様の「悪いもの」を吐き出すだけですので、このような結果に行く着くことはなかなか考えにくいものです。そもそもこのような発想すらないでしょう。勿論、愚痴を聞いてあげたら気持ちはスッキリしますし、思考も整理されます。しかし、それだけではH君のような精神疾患とは考えにくい、多くの不登校や引きこもりの若者が、自発的に行動を起こし始めるプロセスには至りにくいものです。

 

自分の「強み」をしっかり認識して、ボリューム調整をすることができるようになったH君、彼はこの「進学校での挫折-転校-不登校」という経験を自分自身の「成長の機会」へ変えていきました。今、彼は大学生になっていますが、これからの彼の人生が楽しみです。

 

松隈 信一郎(医学博士)

福岡県出身。慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程にて幸福感や強み等、人間のプラス面を科学するポジティブサイコロジーを研究。在学中より従来のカウンセリングではない、ポジティブサイコロジーコーチング(PPC)による不登校・ひきこもり支援の可能性を見出す。その後、一般社団法人ストレングス協会を設立。10代、20代の若者に特化した訪問支援と教員・保護者へのPPCの教育を通して、世界中の青少年が希望をもてる社会の実現に向けて活動を続ける。著書に『「強み」の見出し方』(「月刊精神科」2017年7月号)等。

 

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